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[REVIEW] Yo La Tengo - There's A Riot Going On

Ashes of American Flags

マーティン・ルーサー・キングが暗殺され、公民権法が制定されてまだ間もない1971年に発表されたSly & The Family Stoneの『暴動』は当時のスライ自身の精神状態とアメリカ全体の社会状況を見事に反映してしまった、非常に重苦しい、陰鬱した雰囲気に覆われた稀代の作品だ。

LAなどの都市部を含め全米各地でまだ多くの混乱や人種間対立が残っていた頃の、図らずも時代と合わせ鏡になったそのアルバムの中盤に置かれた演奏時間0:00(=無音)の表題曲「There's A Riot Goin' On」には、スライ自身の「暴動よ静まれ」という願いが込められていたという(因みに"There's A Riot Goin' On"を正確に訳すとすると、「今まさに暴動がそこで起こっている」といった具合だろうか)。
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Posted by 山岡弘明
REVIEWS / 22:42 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] James McNew(Yo La Tengo)


『暴動』という邦題で知られるSly & The Family Stoneの1971年のアルバム『There's A Riot Goin' On』は、A面の最後に実際には存在しない0秒間の、完全に無音のタイトル・トラックが記載されていた。

そのアルバムとほぼ同じタイトルを冠したYo La Tengoの最新作も、バンドが2002年に深海生物のドキュメンタリー『The Sounds of the Sounds of Science』に提供したサウンドトラックを思わせるような、キャリアで一、二を争うほど静謐で、スピリチュアルな作品になっている。

10月には3年ぶりの来日公演も決定したバンドのベーシスト、James McNewへのオフィシャル・インタビューを入手したので、作品を読み解く手掛かりにしてほしい。
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Posted by Monchicon
INTERVIEW / 22:30 / comments(0) / trackbacks(0)
[PICK UP LIVE] Föllakzoidがヤッて来る!


昨年設立10周年を迎えたNYのエクスペリメンタルなレーベル、Sacred Bonesから近作をリリースしているチリのミニマルサイケ/クラウトロックバンド、Föllakzoidが今月末に東京の2会場で来日公演を行います。メンバーがそれぞれ建築家や映像作家、写真家としても活動している彼らが鳴らすのは、圧倒的にフィジカルなプレイで重ねられていくミニマルなビートとサイケデリックな音の装飾。

CANNEU!のハンマービートを踏襲したドラミングに、一定のフレーズを弾き続けるベース、リバーブを活用した空間的なギターがウワモノとして楽曲に乗っかるスタイルは結成時から大きく変わらないものの、アンデスの伝承音楽から大きな影響を受けたという2015年リリースのフル作『』ではそれまでに無かった土着的でスピリチュアルな一面も新たに感じられ、彼らが度々モチーフとしている宇宙をも想わせる仕上がりになっています。
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Posted by 山岡弘明
EVENTS / 23:30 / comments(0) / trackbacks(0)
[REVIEW] Khruangbin - Con Todo El Mundo
評価:
Dead Oceans

(2018-02-02)

エキゾチック・オブスキュア・ライド

「こっちに来てからというものどうにも毎晩寝つきが悪い。やはり亜熱帯地方特有の湿気と気温のせいだろうか、ジトっとした汗が身体全体を覆っている。時刻は既に午前4時、一向に寝られないので、そこいらを散歩する事にした。バンコクやホーチミンに比べ、ここヴィエンチャン、特にその郊外に至ってはまだ都市としてのインフラが行き届いておらず、立ち並ぶ石造りのブティックや売店、飲食店の趣もどこか前時代的だ。薄紫色に染まりつつある寂れた市街地を彷徨い歩いていると、どこからともなくバンドの演奏が聞こえる。フラフラとした足取りで赴き、音のするいかにも場末のバーの木製の扉を開いてみると、得体の知れない3人組がその音楽を演奏していた。深夜から明け方にかけての、いつでもない時間に溶け込むようなその音楽――」
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Posted by 山岡弘明
REVIEWS / 18:30 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] Dream Wife


空想的で甘いルックスのRakel(Vo.)に、ラディカルな雰囲気のAlce(G.)とBella(Ba.)で結成されたDream Wife。David BowieやMadonnaといったスターを敬愛する彼女たちの音楽性は、非常にキャッチーなパンク・ミュージックだ。しかしながら、煌びやかでカラフルなファッション身に纏いながらも、"Fuck You Up"ーー怒りとフラストレーションをぶちまける。女性であるから直面した経験、感情をあけすけに訴えるのだ。ガーリーな世界観に反意する、その破壊的でパンキッシュな姿からは、90年代のライオット・ガール(Riot Grrrl)ムーヴメントを受け継ぐ様が伺える。女性たちの居場所を求めて、彼女たちは、世界へ中指を立てて叫ぶのだ。

1月26日、Lucky Numberからセルフ・タイトルのファースト・アルバムがいよいよリリースされる彼女たちに話を伺った。
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Posted by 栗原葵
INTERVIEW / 18:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] Robin Pecknold (Fleet Foxes)

photo by Kazumichi Kokei

Fleet Foxesの6年ぶりの来日公演を見て思い出したのは、ひび割れた陶器を漆で繋ぎ合わせ、金で装飾し、破損した部分をありのままに美しく見せる、“金継ぎ”という日本の伝統技法のことだ。

前回の来日公演を最後に脱退したドラマー、Father John MistyことJosh Tillmanの穴は、決して埋まったわけではない。とりわけ、稀代のシンガーでもある彼の不在は、コーラスが重要なパートを占める「White Winter Hymnal」のような曲で顕著だったが、その穴を埋めるために、サポート・ドラマーを務めたThe WalkmenのMatt Barrickを含むメンバー全員が最大限の貢献をしようとする姿が、バンドの結束を以前よりも強固なものにし、輝かせていたように思うのだ。高音のハーモニー・パートを担当したベースのChristian Wargoはもちろん、これまでは決してマイクの前に立とうとしなかったギターのSkyler Skjelsetまでもがコーラスに積極的に参加し、坂本龍一に捧げたというYMO「Behind the Mask」のカバーではリード・ヴォーカルを取っていたことに、驚いたファンも多かったはずだ。

その東京公演の数時間前、15分だけ取材に応じてくれたバンドの中心人物Robin Pecknold。悩める青年という印象だった以前の姿はそこになく、終始笑顔の彼は、当日のライヴを観に来ていた日本のミュージシャン岡田拓郎と、ROTH BART BARONの三船雅也からの質問にも答えてくれた。
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Posted by Monchicon
INTERVIEW / 18:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[REVIEW] Panda Bear - A Day With The Homies


バック・トゥ・ザ・ヴァイナル

Animal Collectiveの中心メンバー、Panda BearことNoah Lennoxが2年半ぶりにリリースした5曲入りの最新EPは、アナログ盤のみ、ストリーミング・サービスなどでのデジタル配信を一切行わないという限られた形でのリリースだが、それだけの理由で聴かずにいるのは惜しい作品だ。
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Posted by Monchicon
REVIEWS / 10:30 / comments(0) / trackbacks(0)
Ty Segallのジャパン・ツアーが決定!

photo by Denee Segall

事件です!

2008年のデビュー以来驚異的なハイペースでリリースを重ね、最もその来日が渇望されていたカリフォルニアのガレージ・キング、Ty Segallのジャパン・ツアーが決定しました!

キャリア10年目にして10作目のアルバムとなる1月26日リリースの『Freedom's Goblin』を引っ提げて行われる今回のツアーには、長年の相棒であるMikal Croninを含む、The Freedom Bandが帯同。東京公演ではDrag Cityのレーベル・メイトでもあるGhostの馬頭將器と非常階段の岡野太によるThe Silenceが、名古屋・大阪公演ではDMBQが対バンを務めます。

日本列島にファズ・ギターの雨を降らせること間違いなしのツアーまであと二か月、震えて眠れ!
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Posted by Monchicon
NEWS / 16:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] Marker Starling + Nicholas Krgovich


昨年揃って新作をリリースした東西カナダのメロウ職人、Marker StarlingNicholas Krgovichのカップリング・ジャパン・ツアーが決定!

今回のツアーには、両者の所属レーベルであるTin Angelのバンド、BatschのベーシストJoseph Carvellが全公演に帯同し、どちらのセットにも演奏で参加するそうです。

そこでモンチコンでは、2人に簡単なアンケートを実施。似たもの同士の彼らの、微妙な好みの違いが浮き彫りに? 早速ご覧ください!
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Posted by Monchicon
INTERVIEW / 12:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[PICK UP LIVE] Magic Island Japan Tour 2018


カナダはトロント出身、現在はドイツに活動の拠点を置く音楽家、Magic IslandことEmma Czernyの初来日公演が間もなくスタートします。
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Posted by 山岡弘明
NEWS / 19:00 / comments(0) / trackbacks(0)