[INTERVIEW] Bahamas



Andy Shaufに続いて、またしてもカナダからユニークな才能が来日する。Kacey Musgravesのオーストラリア〜ニュージーランド公演の前座にも抜擢されたBahamasは、Broken Social SceneのJason Collettや、Feistのサポートを務めてきたトロントのギタリスト、Afie Jurvanenによるソロ・プロジェクトだ。

Jack Johnsonのレーベルから作品をリリースしてきた彼の最新作『Earthrones』は、D'Angeloの『Black Messiah』にも参加していたベテラン・リズム・セクションのPino PalladinoとJames Gadsonを迎え、シンガー・ソングライター然とした過去作から一転、R&Bやジャズ・ファンクに接近した意欲作だった。

5月21、22日に大阪と東京で行われる来日公演を前に、Bahamasのファンだというシャムキャッツの菅原慎一からの質問を交えつつ、メールで話を聞いてみた。

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[BONUS TRACK] もうひとつの『Father Of The Bride』



金曜日に発売されたVampire Weekendの新作『Father Of The Bride』。そのアートワークが公開された時、これまでとは全く違うテイストにファンからも賛否両論が巻き起こったが、それに対してEzra Koenigが、「見開きジャケットの内側には、もっとVampire Weekendっぽい写真が載ってるよ」と言っていたのが印象に残っている。その見開きジャケットの写真がこちら。

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[REVIEW] Vampire Weekend - Father Of The Bride

評価:
Columbia
(2019-05-03)

吸血鬼の結婚

古い伝統的な形式を、新しい反抗的なメッセージで満たすこと。これからの時代にそんな音楽が力を持っていくだろうと語っていたのはDirty ProjectorsのDave Longstrethだが、そのDaveも参加したVampire Weekendの6年ぶりの新作を聴いていると、今まさにここで、その通りのことが起こっていると思わずにはいられない。

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[INTERVIEW] Andy Shauf



僕と、親友のジェレミーと、その恋人のシェリー……とあるパーティーに集まった人々を描いた傑作アルバム『The Party』で一躍人気者になった、カナダのシンガー・ソングライターAndy Shauf。昨年はソロになる前から活動していたというバンド、Foxwarren名義でのアルバムをリリースした彼の初来日ツアーが、いよいよ来週からスタートする。

その作品に登場する愛すべきキャラクターたちは、一体どのように生まれたのだろう? というわけで今回は、既にアルバム1枚分の新曲を完成させているというAndyに、本邦初インタビューを試みた。

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[INTERVIEW] Kevin Morby


photo by Barrett Emke

「僕の頭上を、26、49、58人の死者が飛んでいる」

Kevin Morbyの新作『Oh My God』に収録された「OMG Rock n Roll」の歌詞に登場するこの数字は、それぞれテキサス、フロリダ、ラスベガスの銃乱射事件で亡くなった犠牲者たちの数を表している。軽快なロックンロール調のこの曲は、後半で突然賛美歌のようなコーラス・パートに切り替わるが、それは音楽に溢れた普段の生活が、一瞬で終わってしまう可能性を示唆しているのだという。

ツアーの移動中、飛行機に乗って過ごすことの多かったKevinが、ずっと晴れた雲の上の静けさと、嵐が渦巻いているかもしれないその下の世界に想いを馳せながら曲を書いたというこのアルバムは、常に宗教とは距離を置いてきた彼が作った、宗教的な作品だ。

MitskiやGrizzly Bearのミュージック・ビデオで知られるChristopher Goodが全曲を映像化し、Fleet FoxesのRobin PecknoldやHand HabitsことMeg Duffyも参加したこのアルバムについて、故郷のカンサスで暮らすKevinにメールで話を聞いてみた。

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[INTERVIEW] Aldous Harding



PJ Harvey作品で知られるJohn Parishがプロデュースを手掛け、Perfume GeniusことMike Hadreasとのデュエットも収録した前作『Party』がRough Trade Shopの年間ベスト・アルバムに選ばれ、一躍脚光を浴びたニュージーランド出身のAldous Harding。


そんな彼女が再びJohn Parishとタッグを組み、Queenの「Bohemian Rhapsody」など数々の名曲を生んだウェールズのロックフィールド・スタジオで録音した新作『Designer』が、前作に続いて4ADからリリースされた。

ダークでフォーキーな楽曲と、毎回観る者を不安にさせるミュージック・ビデオも話題の彼女。新作と『Party』の日本リリース、そして12月の来日公演を記念して、謎に包まれたその生い立ちや、ニュージーランドのシーンについて話を聞いてみた。

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[INTERVIEW] Connan Mockasin



昨年のフジロックフェスティバルで、Mac DeMarcoとMGMTのステージに登場し話題を呼んだブロンド・ヘアーの謎の男、Connan Mockasin。Charlotte GainsbourgやJames Blakeとも一緒にツアーするなど、神出鬼没の活動を続けるこの男が、OGRE YOU ASSHOLE主催のイベントに出演するため、バンド編成での初来日を果たす。

それを記念して、会場ではライナーノーツとコナン本人手描きによる絵コンテ、ダウンロード・ボーナストラックが付いた最新作『Jassbusters』の特別仕様盤CDも限定販売。というわけで今回は、昨年Connanが日本滞在中に行ったインタビューを公開しよう。

教師と教え子の禁断の愛を描いた5話構成のドラマ『Bostyn 'n Dobsyn』の兄弟アルバムとして制作されたという本作。あなたもぜひ、キャラメルのように溶けるギター・サウンドの快楽に溺れてみてほしい。


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[INTERVIEW] Weyes Blood


photo by Kathryn Vetter Miller

Weyes BloodことNatalie Meringの新作『Titanic Rising』のジャケットを飾る水に沈んだ部屋の壁には、Sumnerというロック・バンドのポスターが貼られている。

そのバンドのフロントマンであり、Natalieの父親でもあるSumner Meringは、1980年にJack NitzscheがプロデュースしたアルバムをAsylumからリリースしているが、その後すぐに音楽を辞めて敬虔なクリスチャンになったため、Natalieがそのことを知ったのは、ずっと後になってからだという。

そんな彼女がSub Popからリリースした『Titanic Rising』は、子供の頃に大ヒットした映画『タイタニック』と、そのモチーフとなった豪華客船、タイタニックの沈没に着想を得たアルバムだ。両親の信仰への反発から、ノイズやアンビエント・ミュージックを演奏するようになったというNatalieだが、生まれ故郷のカリフォルニアに戻ってきた彼女が本作で奏でるのは、かつて両親が愛していたような、70年代のシンガー・ソングライターたちを思わせるポップ・ミュージック。

氷の柱にぶつかって沈んだタイタニックの物語は、その氷が溶けて海面が上昇する現代を生きる人々に、一体どんな示唆を与えてくれるのだろうか。The Lemon TwigsやAriel Pink's Haunted Graffitiのメンバーも参加した『Titanic Rising』は、芸術性を兼ね備えたブロックバスター・ムービーであり、神なき時代の神話のような作品だ。

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シャムキャッツ夏目知幸も応援!Sonny & The Sunsetsが新作をリリース


(L to R) Joe Plummer、Sonny Smith、Yuuki Matthews、James Mercer、Tahlia Harbour

昨年The Black KeysのDan Auerbachが主宰するレーベルEasy Eye Soundから、Angel Olsenも参加したソロ・アルバム『Rod For Your Love』をリリースしたサンフランシスコのシンガー・ソングライターSonny Smith。そんな彼が率いるバンドSonny & The Sunsetsが、Tune-YardsのMerrill Garbusプロデュースの前作『Moods Baby Moods』以来となる新作『Hairdressers From Heaven』の国内盤を4月6日(土)にリリースします。

Sonnyの自主レーベル、Rocks In Your Headからの第1弾リリースとなる本作をプロデュースしたのは、The ShinsのJames Mercerと、そのThe Shinsのメンバーであり、Sufjan Stevensのサポートでも知られるYuuki Matthews。同じくThe ShinsのメンバーでもあるドラマーのJoe Plummer(Modest Mouse他)も参加した本作は、まさにSonny & The Shinsとでも言うべき作品に仕上がっています。

そんな新作のリリースと新レーベルの設立にあたって、Sonny本人によるマニフェストと、2014年の初来日公演で、お腹を壊しながらも共演してくれたシャムキャッツの夏目知幸さんからの応援コメントが届いているのでご覧ください!

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[SONG OF THE DAY] Chris Cohen - House Carpenter

Photo by Ebru Yildiz

ファースト・アルバムの『Overgrown Path』がFleet FoxesのRobin PecknoldやAndy Shauf、そして元Teenage FanclubのGerard Loveからも絶賛されたシンガー・ソングライターのChris Cohen

そんな彼が先日Captured Tracksからリリースした最新作、その名も『Chris Cohen』の5曲目に収録されている「House Carpenter」(別名「Demon Lover」)はトラディショナル・ソングで、古くはHarry Smithが編纂した『Anthology of American Folk Music』収録のClarence Ashleyのバージョンから、Pete Seeger、Peggy Seeger、Bob Dylan、Joan Baez、Jean Ritchie & Doc Watson、Dave Van Ronk、Paul Simon、Pentangle、Steeleye Spanなどなど、様々なアーティストによって取り上げられています。船旅から帰ってきた昔の恋人(もしくは恋人の姿をした幽霊)に誘われ、結婚相手の大工を捨てて家を出た女性に悲劇が訪れるというこの歌に魅了される人は後を絶たず、Natalie Merchantにいたっては、『House Carpenter's Daughter』なるアルバムまでリリースしているほど。

海外の音楽サイトAquarium Drunkardのインタビューでも語られている通り、Chris Cohenの新作は、伝説のライヴハウスFilmore Eastのマネージャーであり、A&Mレコードの重役でもあった父親の同性愛のカミングアウトと、離婚をテーマにした作品になっていますが、どうして彼はこの曲をアルバムに収録しようと思ったのでしょうか? 先のインタビューで、Chrisは「House Carpenter」についてこんな風に話しています。

「僕はそれを警告だと解釈している。愛を取引のように見てはいけないんだとね」

そんな「House Carpenter」を、歴代の名演と共にお聴きください!

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