突然ですが、みなさんは1989年に日本音楽教育センター(現ユーキャン)から通信販売された『La Voix De Globe 地球の声』という、細野晴臣さんが選曲・監修した8枚組のワールド・ミュージック・コンピレーションCD/カセットがあるのをご存知でしょうか?
120曲以上というボリュームに尻込みしてしまいそうですが、実は全8枚中3枚のCDは、ワーナーミュージックが所有するNonesuchの『Explorer Series』からの音源であり、Fleet Foxesにも影響を与えたというこの人気シリーズから、細野さんがどんな曲を選んだのかは気になるところです。
というわけで今回はそんな3枚の中から、可能な限りの収録曲を集めたプレイリストを作ってみました。のちに4ADからリリースされるブルガリアン・ヴォイスや、TinariwenやMdou Moctarのルーツでもある西アフリカはニジェールのギター・ミュージック、Penguin Cafe Orchestraもカバーしたショナ族のムビラ(親指ピアノ)など、現代の音楽にも通じる世界の民族音楽を、細野さん視点でぜひ聴いてみてください!