Dirty Projectorsが新作『Dirty Projectors』をリリース



昨年の9月に突如新曲「Keep Your Name」を公開、年明けにもさらなる新曲「Little Bubble」を発表し、様々な憶測を呼んだDave Longstreth率いるDirty Projectors。そんな彼らが、最新作となるセルフ・タイトルのアルバム『Dirty Projectors』を2月24日にDominoからリリースします。
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『CON-TEXT』号外のお知らせ



一昨年、昨年と刊行され好評だったモンチコンの雑誌『CON-TEXT』。「次号はまだか?」とのリクエストにお応えして、急遽号外としてフリーペーパー版の『CON-TEXT』を発行することになりました!

表紙を飾るのは、新作も楽しみなFoxygenのJonathan Radoがプロデュースを手掛けたロング・アイランドの兄弟デュオThe Lemon Twigsと、同じくJonathanがプロデュースを手掛け、年明けの来日も決まったフォーク・ロック・バンドWhitney。Jonathan本人のコメントも交えつつ、2016年を代表する新人2組に迫ってみました。

さらにはThe NationalのDessner兄弟がキュレーターを務め、今年の5月にリリースされたGrateful Deadのトリビュート・アルバム『Day of The Dead』と、参加アーティストたちの最新作をまとめてご紹介。Angel Olsenのインタビューも掲載しつつ、結果的に「ベスト・オブ・2016」とも言える内容になっていますので、ぜひチェックしてみてください!

『CON-TEXT』は、11月18日頃から全国の主要レコード店で配布予定。「うちにも置きたい!」というお店の方がいれば、monchicon@gmail.comまでご連絡ください!
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Dirty Projectorsの新曲「Keep Your Name」の謎を解く



既にご存知の方も多いかもしれませんが、9月19日未明、Dirty ProjectorsがSNSのアカウントに謎の動画をアップしました。翌20日にはプロフィール写真が更新され、21日には“What We Imagined And What We Became”というメッセージと共に、再び謎の動画をアップ。そして今日、オフィシャル・ビデオと共に新曲「Keep Your Name」が公開され、謎の動画がビデオのワンシーンであること、“What We Imagined And What We Became”が新曲の歌詞の一部であることが判明しました。しかしこのビデオにも、いくつかの謎が隠されているようです。
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Real EstateからMatt Mondanileが脱退、Julian Lynchが加入



残念なお知らせです。Real Estateのオリジナル・メンバーだったギタリストのMatt Mondanileが、自身のバンドDucktailsに専念するためにバンドを脱退、後任としてメンバーの高校の同級生でもあるJulian Lynchが加入することが発表されました。

先日もお伝えした通り、Ducktailsは既に『Top Down』という仮タイトルの新作の制作を終えているそうで、Real Estateもこの夏のツアーの後で新作のレコーディングに入るそうです。Mattの参加したReal Estateの作品としては、先日リリースされたGrateful Deadのトリビュート盤『Day of the Dead』に提供した「Here Comes Sunshine」のカバーが最後になってしまいました。

Real EstateとDucktails、それぞれの今後に期待しましょう!

Cass McCombsがAnti-から新作をリリース



今年の2月にBeachwood Sparksのメンバーとのバンド、Skiffle Players名義でのアルバムをリリースし、先日リリースされたGrateful Deadのトリビュート盤『Day of the Dead』でも、ハイライトと言える「Dark Star」のカバーを披露していたCass McCombs

そんな彼が、Anti-移籍第1弾となる新作『Mangy Love』を8月26日にリリースします。通算8作目となる本作には、『Day of the Dead』にも参加していたAngel Olsenと、ギタリストのBlake Millsが参加。BeckやElliott Smith、Kurt Vileなどの作品で知られるRob Schnapfと、Skiffle PlayersのDan Horneが共同プロデュースを担当しているそうです。

長年ファンを悩ませてきた地獄絵図ジャケ・シリーズが無事終了、Cass本人の顔ジャケとなっている点も注目ですが、そんなアルバムからAngel Olsenが参加した「Opposite House」のビデオが公開されていますのでご覧ください!
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『ザ・ストーン・ローゼズ 自ら激動なバンド人生を選んだ異才ロック・バンドの全軌跡』発売のお知らせ



6月2日、3日に日本武道館で再結成後初となる単独来日公演も決まっているマッドチェスター・ムーヴメントの中心的バンド、The Stone Roses

“サード・カミング”も間近と噂される彼らのバイオグラフィー『ザ・ストーン・ローゼズ 自ら激動なバンド人生を選んだ異才ロック・バンドの全軌跡』が、明日4月15日に発売されます。
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[MONCHI ON RADIO] モンチコン参加ラジオ番組のお知らせ



FMおだわら「モンチコンのインディー・ロック・グラフィティ」終了から1年、JFN系で毎週月〜金の11:30から放送されているお昼のラジオ番組『simple style−オヒルノオト−』で、モンチコンが選曲を担当することになりました!

選曲を担当するのは、3月3日(木)と3月10日(木)の2回。3日放送分では“男と女の間には深くて暗い谷(Valley)がある”と題した男女デュエット特集を、そして10日放送分では4月13日にモンチコン選曲のコンピレーションCDがリリースされる“Burger Records“にスポットをあててお送りしたいと思います。東京を除く全国23局ネット(FM青森、FM岩手、FM秋田、FM山形、、ふくしまFM、FM栃木、FM GUNMA、FM長野、FMとやま、FM石川、FM福井、FM GIFU、FM三重、FM山陰、FM岡山、HIROSHIMA FM、FM山口、FM徳島、FM高知、FM香川、FM佐賀、FM長崎、FM宮崎)で放送されますので、ぜひ聴いてみてください!

[INTERVIEW] Animal Collective



“フロリダの人たちがやってるバカなこと”──そんなLAのラジオ番組の企画を聴いて腹を立てたAnimal CollectiveのAvey Tareは、“フロリダ”と“ダダ”を掛け合わせ、「FloriDada」という曲を書き上げる。

ダダイスムの手法であるコラージュを取り入れたこの曲では、彼とPanda Bearが単語ごとにリード・ヴォーカルを交換し、“ガーナ”や“ティファナ”がフロリダと韻を踏む。そこではあらゆる人種と性別、境界線が溶け合い、Gang Gang DanceのBrian DeGrawが手掛けたアートワークでは、Panda Bearの顔とLinton Kwesi Johnsonの『Bass Culture』が混ざりあっているのだ。

ダダイスムは芸術運動でもあり、反戦運動でもあった。「ぼくはありとあらゆる戦争や暴力から逃れられないみたいです」と歌う「Bagels in Kiev」という曲は、Animal Collective史上、もっともメッセージ性の強い曲かもしれない。と同時に、極端に政治的であることからも逃れているのだ。「Hocus Pocus」という曲で、Panda Bearはこんな風に歌っている。

「皮肉から逃れて/風変わりな視点で見てみよう」

まさにAnimal Collectiveそのものな最新作『Painting With』について、メンバーのGeologistが答えてくれた。
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