[INTERVIEW] Jay Som



フジロックでのステージも好評だったMelina Duterteのソロ・プロジェクトJay Somが、サード・アルバムとなる『Anak Ko』を、8月21日に日本先行でリリースする。

母親の生まれたフィリピンのタガログ語で“わたしの子”を意味する本作には、アルバムは自分が生んだ子供のようなものだという、彼女の想いが込められているという。本人曰く“Alanis MorissetteミーツCocteau Twins”だという「Superbike」や、Steve Reichの「18人の音楽家のための音楽」に影響を受けたという「Devotion」など、新境地を開いた新作について、エピソードを交えながら語ってくれた。

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[FEATURE] アイ・カンマ・アイ〜Bon Iverの最新作『i,i』についての覚え書き



予定より3週間も早く、昨日8月8日(∞∞)に急遽リリースされたBon Iverの新作『i,i』にジャーナリストのLaura Bartonが寄せたライナーノーツに、興味深い一文がある。

「Bon Iverのアルバムタイトルには必ずカンマが入る。つまりふたつの考えとふたつのものが存在するということ」

すなわち2008年のデビュー作『For Emma, Forever Ago』、2011年の『Bon Iver, Bon Iver』、2016年の『22, A Million』、そして今回の『i,i』だ。

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[INTERVIEW] Stella Donnelly


Ⓒ Taio Konishi

愛くるしいルックスと美しい歌声にパワフルなパフォーマンスで、フジロックフェスティバル'19、3日目のお昼のレッドマーキーを大いに沸かせたStella Donnelly

しかし、もしあなたがルックスだけで彼女を評価していたとしたら、それはナンセンスだ。満を持してリリースされたファーストアルバム『Beware of the Dogs』は、友人のレイプ被害の体験を基にし、#MeTooムーヴメントの代表曲として取り上げられる「Boys Will Be Boys」を始めとして、男女間の格差や故郷オーストラリアにおける人種差別など、彼女が世の中や社会に対して「これっておかしいんじゃない?」と思ったことを訴えかける内容になっている。

でも彼女は世界に絶望しているわけではない。くるくると表情を変え、笑いとユーモアを交えながらも冷静に自分自身の意見をはっきりと言う彼女に、音楽は世界を変えられるかもしれない、という希望が見えてくるだろう。

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[SONG OF THE DAY] Little Scream - Dear Leader



11月に来日が決まったArcade Fireのメンバー、Richard Reed ParryのパートナーでもあるLittle ScreamことLaurel Sprengelmeyerが、Sufjan StevensやOwen Pallettも参加した前作『Cult Following』から3年ぶりとなるニュー・アルバム『Speed Queen』を、10月25日にMergeからリリースします。

ツアーで回った北米の危機的状況について、カナダの貧しい家庭で育った彼女の視点から歌ったという本作のリード・トラック「Dear Leader」のミュージック・ビデオには、Richard Reed ParryやThe NationalのBryce Dessner、レーベル・オーナーであるSuperchunk(祝・来日!)のMac McCaughanらがカメオ出演。様々な人たちが歌詞の書かれたボードを掲げる、メッセージ性の強い内容になっています。ぜひ歌詞を読みながら聴いてみてください!
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[LINER NOTES] Julianna Barwick

photo:Zia Anger

いよいよ来週7月1日、“ワンマン・クワイア”の異名を持つシンガー・ソングライターのJulianna Barwickが、Kurt VileやKevin Morby作品への参加で知られるハープ奏者のMary Lattimoreと共に、4年ぶりの来日を果たします。

そこで今回は、2016年にリリースされた目下の最新作『Will』のライナーノーツを再掲。彼女の歩みを振り返りながら、その魅力を紐解いていきたいと思います。

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[INTERVIEW] whenyoung



悪評高いというアイルランド第三の都市リムリックで音楽とともに育ち、出会ったAoife Power (Vocals/ Bass)、Niall Burns (Guitar)、Andrew Flood (Drums)の3人。彼らを結びつけたのは安いウォッカとThe Velvet Undergroundのサウンドだった。3人はともに音楽を始めダブリンへ、そしてさらなる野心のためロンドンへと移り、現在のwhenyoungとなったのだ。

そんな彼らがいよいよデビュー・アルバム『Reasons to Dream』をリリース。ジャケット写真の彼らは、薄暗いアパートの一室でベッドとロウソクを囲み、現実逃避的に見えるが、whenyoungの音楽性は非常に美しくポップで、思わずその旋律に乗せて一緒に歌詞を口ずさんでしまう。ロンドンに移り住んでからの彼らの経験をまとめたという本作について話を訊いてみた。

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[RECORD SHOPPING] Allah-Las


Live Photo: Masao Nakagami

先月開催されたGREENROOM FESTIVALに出演するため、待望の初来日を果たしたLAの4人組Allah-Las。60年代のガレージ・サイケ・バンドが現代に甦ったようなサウンドで人気の彼らが、フェスティバルの前日、渋谷WWW Xで単独公演を行った。

メンバー全員がヴォーカルを交互に取るスタイルで、マイナー調のガレージ・ロックからエキゾチックなインスト・ナンバーまで、ジュークボックスのように矢継ぎ早に代表曲を繰り出すと、極めつけは60年代のマイナー・サイケ・バンド、The Human Expressionの隠れた名曲をカバーした「Calm Me Down」。ドラムのMatthewが歌うこの曲では、フロントのメンバーが飛び跳ねながらコーラスをつけ、集まったファンも大いに盛り上がっていた。

そのライブの直前にメンバーと向かったのは、会場近くの渋谷RECOfan。大のレコード・マニアだという彼らは、一体どんなレコードを買ったのだろうか。それぞれの戦利品を手に、話を聞いてみた。


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[FEATURE] 21世紀のシンガー・ソングライター・アルバム・ベスト30



音楽雑誌『ミュージック・マガジン』の創刊50周年を記念した毎月恒例のランキング企画、先日発売された6月号(写真)は「21世紀のシンガー・ソングライター・アルバム・ベスト100」ということで、なぜか自分にも声が掛かり、30枚ほど選出させていただきました。

ただしこのジャンル、解釈によっては対象が際限なく広がってしまいそうなので、自分の中で「2001年以降にデビューしたアーティスト」、「広義でのシンガー・ソングライターはなるべく含まない」という縛りを設けて選んでいます(と言いつつ例外もありますが…)。

加えて、若干ルール違反とは思いつつ、「自分が入れなくても100%入りそうなアーティスト(James Blake、Sufjan Stevens、Bon Iverなど)」は選ばなかったので、結果的にマイナーな作品が多くなってしまいましたが、マイナーだから選んだというわけではなくて、どの作品にも『ミュージック・マガジン』読者にアピールしそうな、それなりの理由がありました。

しかし残念ながら1枚ごとの選評を書くには与えられた文字数が足りなかったので、こちらで少しずつ紹介していこうと思います。というわけで、まずは30位から!


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