突然ですが、皆さんLilysというバンドを覚えていますか? 

Slumberlandに所属するPains of Being Pure At Heartの大先輩であり、世間的にはリーバイスのCMに使用された「A Nanny In Manhattan」1曲で消えたワンヒット・ワンダーとして認知されている彼らですが、その中心人物であり、(あのキャラに似ているという理由で)“ウォーリー”というあだ名を持つKurt Heasleyが、なんとNeko Caseの最新作『Middle Cyclone』でギターを弾いていたことが判明しました! …でも、一体なぜ?

ちなみに写真でKurtの右に座っているのは元JellyfishJason Falknerですが、左に座っているのが、当時のLilysのドラマーだったAaron Sperske。彼は最近だとAriel Pink's Haunted GraffitiMusic Go Musicなどでドラムを叩いているので、見覚えのある人も多いかもしれません。また、同じくLilysのメンバーだったThom Monahanが、その後プロデューサーとしてDevendra BanhartVetiverを手掛けて大ブレイクしたのはご存知の通り。そんな今だからこそ、“早すぎたロックンロール・リヴァイヴァル・バンド”、Lilysの功績が再評価されてもいいのではないでしょうか?

というわけで、彼らのヒット曲「A Nanny In Manhattan」のPVと、TV番組出演時の映像を、3本続けてご覧ください!
Lilys - A Nanny In Manhattan PV


Lilys - A Nanny In Manhattan @ Top of the Pops


Lilys - A Nanny In Manhattan @ Jack Docherty Show