衝撃のニュースです。昨年の充実作『Lookout Mountain, Lookout Sea』も記憶に新しいSilver JewsのDavid Bermanが音楽活動を辞めることを表明した模様です。

これはDrag City内のSilver JewsのForumに本人の名前で投稿された記事の中での発言で、「俺は別の分野に向けて動こうと思う。シナリオライターか、暴露本のライターにでもなろうか。とにかく動かなきゃ。もう俺も42歳だし、何をすべきかもわかってるんだ」と書いてあります。


Richard Berman氏

さらにその数時間後には、これまで隠していた自分の父親の素性を激しく非難する記事も投稿されています。それによると、彼の父親であるRichard Berman氏とDavidは幼い頃から敵対しあっていたそうで、というのもRichard氏が16もの様々な会社を経営する実業家(このページ参照)で、Davidの弁によれば「ファスト・フードやソーダによる児童の肥満、工場式農場、受動喫煙、飲酒運転などを促進させている」からだそうです。さらに自分の父親が「動物愛護者や科学者、弁護士、エコロジスト、教師といった人々を攻撃し、逆に自らのお得意先には米軍がベトナム戦争の枯れ葉作戦で投下した除草剤(Agent Orange)の生産業者も含まれており、さらに労働者の最低賃金を1997年から2007年の間、維持することに協力していた」のだと告発しています。


Davidと犬

そして、自分の父親の事業や思想と自らの音楽作品とは何の関連もないことを主張した上で、逆に歌や詩や絵画を通して、自分は父親の作り出した世界から避難していたのだ、と告白しています。その上で、Silver Jewsの活動は自分の父親の行っている害悪を止めさせるにはあまりにも影響力が小さいということをこの冬に痛感し、「正義のために何かをしなければいけないという思いに強く駆られている」という言葉で締め括られています。

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