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[INTERVIEW] Blueprint Blue


Steely Danの「Peg」の歌詞からバンド名を取ったロンドンの4人組、Blueprint Blue。新曲「Roll On」を発表したばかりの彼らは、The HorrorsのRhys Webbの弟であり、ポスト・パンク・バンドS.C.U.M.のメンバーだったHuw Webbと、同じくS.C.U.M.のメンバーだった女性ドラマーのMelissa Rigbyが、2013年にElliot Haywardと結成したフォーク・ロック・バンドだ。

その後彼らがライヴでCrazy Horseの「I Don't Wanna Talk About It」をカバーしているのを見て気に入ったという、リズム・ギタリストのRhys Timsonが加入。昨年3月にはUltimate PaintingのJames HoareとMazzy StarのDavid Robackがプロデュースした『Flying Machine EP』をリリースした彼らが、バンドのルーツや、まもなくリリースされるというファースト・アルバムについて話してくれた。


Paul SimonやJames Taylorと共演するなんて
人生で一度きりのチャンスだって思ったの!


──あなたたちのファーストEP『Undertoad』はThe HorrorsのJoshua Haywardがプロデュースしていましたが、彼はElliotのお兄さんなんでしょうか?

Elliot:そうだよ! 彼は世界中のあらゆる意味で僕の兄弟さ。

──The HorrorsやS.C.U.M.は、もっとダークでサイケデリックなサウンドでしたよね。2013年のロンドンで、アメリカの音楽に影響を受けたフォーク・ロック・バンドを結成するのってどんな感じだったのでしょう?

Huw:すごく自然な進化だったよ。僕らはいつだってアメリカの西海岸サウンドの大ファンだったし、実際にMelと僕のどちらも、そういう音楽を聴いて育ったんだ。僕らにはただ、その時代とサウンドへの愛情を共有できる誰かが必要だった。僕らはS.C.U.M.が解散してすぐにElliotと知り合って、彼もそういう音楽を演奏してくれるメンバーを探してたんだけど、“ダーク・サイケデリア”の世界に限界を感じていた僕らにとって、それこそまさに僕らが追求して、加わりたい音楽だったんだ。

──Huwがよく着ているJackson BrowneやSteely DanのTシャツはどこで買ったのでしょう? 他に持っているバンドTシャツはありますか?

Huw:古着屋で働いている僕らの友達が、あのJackson BrowneのTシャツを見つけてくれたんだ。それは実際にはMelと僕への贈り物で、普段は壁に飾ってあるんだけど、写真撮影やライヴの度に引っ張り出されてるね。Steely DanのTシャツはThe O2での彼らのライヴのお土産だよ。でも僕の好きなバンドTシャツは、Elliotが僕の誕生日にくれたGrateful Deadの『Steal Your Face』Tシャツだね。



──昨年、映画『ブルーバレンタイン』の挿入歌だったPenny and the Quartersの「You and Me」をカバーしたのは、Florence and the Machineのマネージャーからのリクエストだったというのは本当でしょうか? あの曲と映画についてはどう思いますか?

Melissa:本当よ! 私たちはMairead(Nash)の結婚式で演奏したんだけど、彼女と旦那さんが私たちにカバーしてほしいお気に入りの曲を選んだ中のひとつだったの。最初は原曲にすごく忠実なヴァージョンで演奏したんだけど、とても楽しかったから、自分たちなりにアレンジしてスタンプを押して、バレンタイン・デーの贈り物としてフリーで公開したのよ! 素晴らしい曲だけど、映画はまだ観てないからコメントできないわね…観たほうがいいかしら?



──あなたたちは数年前にファースト・アルバムをUltimate PaintingのJames Hoareとレコーディングすると言っていましたが、昨年彼がプロデュースした『Flying Machine EP』がリリースされています。彼とはアルバムではなく、EPを録音しただけだったんでしょうか?

Huw:僕らは実際にJamesのホーム・スタジオで9曲ぐらい録音して、そのセッションが『Flying Machine EP』に発展したんだ。Jamesは当時8トラックのテープ・マシーンを使っていたから、僕らは限られた量のオーバーダブしかできなかった。ほとんどの曲は、ある週末にライブ録音されたんだよ。それから僕らは友達とスタジオを初めて、24トラックのマシーンを導入したんだ。これによって音楽により多くのテクスチャーが加わって、新しい方向性に導いてくれた。「You and Me」は、僕らが実際にあの場所で録音した最初の曲だったんだ。それから僕らはアルバム全体を録音することになって、「Tourist」と新曲の「Roll On」もそのセッションから生まれたものだよ。

──『Flying Machine EP』の「Do The Others」をプロデュースしているのは、Mazzy StarのDavid Robackですよね? あの曲は基本的にはギターと歌だけですが、彼は何をプロデュースしたのでしょう?

Huw:「Do The Others」はあのEPで一番古い曲なんだ。Davidと僕は少し前に出会って、みんなとても仲良くなった。彼は僕らの曲を気に入ってくれて、プロデュースに関するアイデアをいくつかくれたんだ。プロダクションの点ではとてもシンプルだけど、同時に上手くいくのがすごく難しくもあった。あの曲でElliotが弾いているギターは、お気に入りのひとつだよ。Davidの持ってる、50年代のヴィンテージのGibsonのアコースティックなんだ。



──『Flying Machine EP』のジャケットに描かれている月はJerry Garciaですか? Grateful Deadの曲で、お気に入りを教えてください。

Huw:そう、あの月と太陽はJerryさ! 僕らはみんなGrateful Deadの大ファンなんだ。お気に入りをひとつに絞るのは難しいけど、「Sugaree」はリハーサルでウォームアップする時にいつもジャムる曲だね。あのジャケットには他にも隠れキャラクターがいるんだよ!

Melissa:好きな曲はたくさんあるわ! Elliotが「Brown Eyed Woman」を聴かせてくれたのは、自分にとって大きな転機だった。それ以前はそこまで理解してたか確かじゃないから。お気に入りのひとつは「Box of Rain」、「Fire On The Mountain」、「Estimated Prophet」、「Althea」…多過ぎて挙げられないわ! 今はJerryのカバーした「Dear Prudence」をずっと聴いてるの。



──ファースト EPの『Undertoad』に収録されていたのは、Neil Youngの『On The Beach』のB面のような、長尺のブルース・ロックでした。新曲の「Tourist」では、もっと軽やかな雰囲気になっていますよね。この方向性の変化についてはどう思いますか? リズム・ギタリストのRhys Timsonがもたらしたものも大きいのでしょうか?

Huw:ブルースはいつだって、バンドにとって良い出発点になると思う。インプロでアイデアを拡げて、お互いの演奏のスタイルを学ぶきっかけになるからね。僕らはいつも自分たちのサウンドを進めて、新しいアイデアを試していると思う。すごく自然な変化で、僕らが一緒に演奏するたびに、もっとBlueprint Blueのサウンドが生まれてくるんだ。僕らはいつだって、ゴキゲンでグルーヴィーな音楽を作るというアイデアを気に入っていた。Rhysは素晴らしいリズム・ギタリストで、僕とElliotの隙間を上手に埋めてくれるんだ。Rhysが加わるってことは、分厚くてリッチなサウンドになるし、好きなだけソロを演奏できるってことさ!



──今月ハイド・パークで開催されるコンサートで、Paul SimonとJames Taylorの前座に抜擢されることになったきっかけは?

Melissa:Paul SimonとJames Taylorがハイド・パークで共演するのを知った時、みんなで発売日の朝にチケットを買ったわ。数週間後、そこに私たちの名前を加えるのは、人生で一度きりのチャンスだって思ったの! 自分たちの曲を彼らに送ったら、その日にピッタリだって言ってくれて、演奏するように頼まれたのよ。とても信じられなかったし、大好きな2人のミュージシャンと同じポスターに名前が載るだけでも大変なことだったわ! どちらにしても私たちは行くつもりだったけど、演奏もできるなんてすごく光栄よ!

──ファースト・アルバムの状況はいかがですか?

Huw:僕らのファースト・アルバムは、既にほとんど録音されているよ。さっき言ったように、全部24トラックのテープ・マシーンに録音したんだ。これまでは8トラックでしか録音してこなかったから、今回は僕らにオーバーダブの新しい世界の扉を開けてくれた。フェンダー・ローズも使ってるし、「Tourist」ではシンセサイザーもたくさん使われている。このレコードで、新しいサウンドを探求した時間は素晴らしかったよ。70年代の“ヨット・ロック”にすごく影響されてるんだ。
Posted by Monchicon
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