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[FEATURE] HoopsのKevin Krauter、シティ・ポップを語る


昨年ファースト・アルバム『Routines』をリリースしたインディアナ州ブルーミントンのバンドHoops。そのメンバーでもあるKevin Krauterが、Beach FossilsのDustin Payseurが主宰するレーベルBayonetから、6月15日にファースト・ソロ・アルバムとなる『Toss Up』をリリースする。

7人兄弟の大家族に生まれ、兄の影響でSimon and Garfunkelを聴いていたという彼のルーツが伺えるフォーキーな『Magnolia』、ブラジル音楽に影響を受けた『Changes』という2枚のEPに続いてリリースされるこのアルバムは、Frank Oceanの『Blonde』を筆頭に、山下達郎や大貫妙子といったジャパニーズ・ポップスも参考にしているという。

一体彼は何者なのか? 気になったのでメールで本人に質問してみた。


今気に入っているのは間宮貴子の『LOVE TRIP』


──あなたが山下達郎や大貫妙子を知ったきっかけは?

僕の友達に、山下達郎と大貫妙子が一緒にやっていたバンド、シュガーベイブを見せてもらったのがきっかけで知ったんだ。すぐに夢中になって、YouTubeで彼らの音楽を探し始めた。ポップ・ミュージックに対して新鮮なやり方で取り組んでいるから大好きなんだ。70年代から80年代のシティ・ポップは時代の先を行っていたけど、同時にすごく懐かしくもあるし、すべてがタイトに演奏されているから、単純に聴いていて気持ち良いんだ。

──そういった音楽から、新作の手掛かりにしたものはありますか?

ほとんどのシティ・ポップ、特に山下達郎について僕が気づいたのは、すべてが明確でタイトなリズムの上に成り立ってるってことで、それは僕が音楽を聴いていて、一番心を掴まれる部分でもある。僕の新曲のいくつかは、間違いなくそうした音楽からリズムの手掛かりをもらっていると思うよ。

──Hoopsに提供した曲と、ソロ作の違いはどんな部分でしょう?

Hoopsに書いた曲と自分の曲を、はっきりと区別していた時期もあったね。というのも、僕のソロ作はとてもソフトでフォーキーだったし、ポップに聴こえる曲はHoopsに取っておいたから。最近はその線が少し曖昧になってきて、僕のソロ作でも本能的にポップなものを追い求めるようにしているんだ。


Magnolia EP (2015)


──あなたの作品のアートワークも好きなのですが、EPを手掛けたNathaniel Russellと、新作を手掛けたCamilo Medinaとは、どうやって知り合ったのでしょう?

Nathaniel Russellは僕の住んでいるインディアナポリスのアーティストで、ずっと彼の作品が好きだったんだ。彼は(国際的に成功しているのに加えて)地元の友達のためにたくさんのアートワークを手掛けていて、どこかで見かける度に気に入ってた。Facebookで彼にアートワークを手掛けてくれないかってメッセージを送ったら快諾してくれて、すごく興奮したよ。Camilo Medinaはシカゴの友達で、この数年オンラインやフライヤーで彼の作品をよく見かけてたんだ。アルバムはほとんど完成してたんだけど、アートワークについてまだ何も決まってなかったから、彼に相談してみたらすごく乗り気になってくれてね。彼に僕の好きなアートやインスタグラムの写真を送ったら最初の下書きが返ってきて、その時点でほとんど完璧だった。何回かやり取りしたけど、すぐに最終稿に落ちついたよ。すごく気に入っているし、このアルバムのアートワークが他のものになるなんて想像できない。CamiloはDivino Niñoっていうイケてるバンドでも演奏してるんだよ。


Changes EP (2016)


──アルバム中、「Keep Falling in Love」は元ChairliftのPatrick Wimberlyがミックスを手掛けていますが、彼にこの曲を頼んだのはどうしてですか? 彼が手掛けたChairliftやMGMTの作品は聴いたことがありますか?

Patrickのことは、以前彼と一緒に仕事をしたことがあるレーベルのBayonetが紹介してくれたんだ。彼の作品はよく知っていたから、僕の曲をミックスしたがっていると知って、すごくクールだと思ったよ。仕上がりも最高に気に入ってる。アルバムの残りの曲はBen Lumsdaineと僕がミックスしているけど、他の誰かに曲の感想を聞くのはいいことだし、とても満足してるよ。




──あなたの好きなブラジルと日本のアルバムを教えてください。

オーケー、僕のお気に入りのブラジルのアルバムは、たぶんCaetano Velosoの1986年のセルフ・タイトル作だね。収録曲をギターで弾いて、ラテン・スタイルの演奏ができるようにたくさん練習したよ。それにあのアルバムの彼の歌声は完璧で、聴く度にウットリしちゃうね。他のお気に入りはMarcos Valleの『Estrelar』、Vinicius De Moraesの『Vinicius』、それからAntonio Carlos Jobimの『Stone Flower』かな。僕が今気に入っている日本のアルバムは、間宮貴子の『LOVE TRIP』。全体に通じるラウンジ感と、ドリーミーなラブソングの雰囲気が気に入っている。彼女の歌声はKaren Carpenterを思わせるし、僕はCarpentersが大好きだからね。他には大貫妙子の『Sunshower』、細野晴臣の『はらいそ』、山下達郎の『RIDE ON TIME』なんかも好きだよ。



Posted by Monchicon
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