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[LIVE REPORT] The Deer Tracks, Her Space Holiday @ O-nest 2011.11.13


昨年、The Radio Dept., Fleeting Joysらが出演して好評を博したイベント「Into Your Dream」の第二弾。

The Deer Tracks

最初に登場したのは昨年に引き続いての出演となるThe Deer Tracks。まず真っ白なドレスをまとったエリン(美人!)と黒ずくめの服(胸元ぱっくり)でキメたデヴィッドのふたりの衣装の白と黒のコントラストが見事で、それだけで華がある。そして、ふと足元を見たらふたりとも裸足

ポエトリー・リーディングによるスロウなトラックからスタートし、o-nest内をじわじわとDeer色に染めあげる。その後サポートにこれまた黒づくめのの女性鍵盤奏者が登場。3人編成で打ち込みのバックトラックにキーボードやギター、鉄琴、ピアニカ、クラリネットなど多彩な音を重ねて新作からのレパートリーを中心に演奏していく(バックスクリーンには様々な映像を投影)。

打ち込みではあったけれど、楽曲の構成にメリハリがあり、生で聴くとアルバム以上にドラマティックな印象。効果的だったのは要所要所で挿入される(エリンが奏でる)ミュージカル・ソーで、この不思議と甲高く哀しい音色が彼らの持つ神秘的な世界観を見事に演出していた。

音色そのものはひんやりとしていながらも、演奏自体はとても熱く、特にエリンのヴォーカル・パフォーマンスと時々爆発するデヴィッドのギタープレイは非常にエモーショナル。北欧の人が本気でこういう「世界観」を作ったらどういうことになるか、というのをまさに見せつけられた感じ。そして、終演後に会ったエリンがとても気さくでフレンドリーな人柄だったというギャップがまた素敵でした。

Her Space Holiday

これが最後の日本ツアーとなるHer Sapce Holidayの初日の公演は、Marc Bianchiひとりで打ち込みを交えたバックトラックにあわせてギターやキーボードを弾きながら歌うという原点に返ったかのようなシンプルなステージング(その後のツアーでは4 bonjour's partiesとの共演もあったとか)。文系大学生のような(でも腕には入れ墨)メガネ男子Marcの外見も含めて、その飾り気のなさがよかった。

自分の歩んできた道のりを確かめるかのように、まっすぐ前を向きながら、ラスト作からの曲も交えたグレイテスト・ヒッツ的な選曲をひとりきりで歌う様にぐっときました。淡々としたプレイの中に、これまで重ねてきたキャリアがじんわりと滲み出ているようで。ディアー・トラックスのドラマ性とはある種対極にある日常感なのだけど、それでも10年分の日記を1時間に凝縮したかのようなとても濃い空気に満ちていた。


ドラマーは不在だけれど、打ち込みだからこそ生まれるドラマ性」という(ダジャレではないです)対照的ながらもある部分では強くリンクしたパフォーマンスが印象に残ったイベントでした。


*****

The Deer Tracks - live compilation - November 13 2010



Her Space Holiday | Anything for Progress | LIA Take Away

Posted by 佐藤一道
LIVE REPORT / 10:16 / comments(0) / trackbacks(0)
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