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[FEATURE] The Nationalの新作が描くアメリカの12年


まもなく4年ぶりの新作『Sleep Well Beast』をリリースするThe National

映画『レヴェナント: 蘇えりし者』のサウンドトラックや、Grateful Deadのトリビュート盤『Day of the Dead』のプロデュース、Sufjan Stevensとのコラボレートなど、各メンバーのソロ活動と充電期間を経て届けられた2017年の最重要作とも言えるこのアルバムについて、注目ポイントを整理しつつ紹介したいと思います。
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[SONG OF THE DAY] Mountain Goats - Abandoned Flesh


小説家としても活躍するJohn Darnielle率いる文系インディー・ロック・バンド、Mountain Goats。当初はJohnによるローファイなベッドルーム・プロジェクトでしたが、00年代には4ADに所属し、くるりのChristopher McGuireやOwen PallettSt. Vincentらがゲスト参加した、より洗練された作品をリリースしてきました。

その後Mergeに移籍すると、2015年にはプロレスをテーマにしたアルバム『Beat The Champ』をリリース。モデルとなったレスラーのチャボ・ゲレロ本人から賞賛され、バンド史上最高となるビルボード初登場65位を記録するなど、思わぬブレイクを果たすことになります。

そして2年ぶりにリリースされる新作『Goths』は、その名の通りゴスをテーマにした異色作。ところがタイトルに反し、冒頭の「Rain in Soho」こそゴシック・ロック風になっていますが、その後はフェンダー・ローズやサックスをフィーチャーした、Steely DanPrefab Sproutばりのジャジーなソフィスティ・ポップが繰り広げられています。

そんなアルバムのラストを飾るのが、Bon Iverの『22, A Million』にも参加していた管楽器奏者Matt Douglasによるホーン・アレンジも素晴らしい「Abandon Flesh」。CureのRobert SmithやSiouxsie and the Bansheesといったゴスのアイコンたちに混ざって、兄弟喧嘩がきっかけで分裂してしまった徒花バンド、Gene Loves Jezebelのその後が歌われています。

ゴス・バンドの悲喜こもごもを描いた本作、どの曲も面白いので、ぜひ聴いてみてください!
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Posted by Monchicon
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[SONG OF THE DAY] Jackson C. Frank - Blues Run The Game


いよいよ明日、6月19日に発売されるムック『Folk Roots, New Routes フォークのルーツへ、新しいルートで』。掲載されているアーティストの多くが取り上げているのが、アメリカのフォーク歌手Jackson C. Frankの「Blues Run The Game」という曲です。

11歳の時に通っていた小学校が火事になり、額に大きな火傷の跡を負ったJackson C. Frank。この事故で同級生15人が亡くなったことは彼の心にも傷を与えますが、11万ドルの保険金が下りたことをきっかけに21歳で渡英すると、同じく渡英中だったPaul Simonとルーム・メイトになり、1965年にはPaulのプロデュースによる唯一のアルバム『Jackson C. Frank』がリリースされています。

1966年にはのちにFairport Conventionに加入するSandy Dennyと恋仲になりますが、1968年には資金難となり帰国。その後は次第に音楽活動から遠ざかると、入退院を繰り返して左目を失明、1999年に56歳で亡くなっています。

近年はSharon Van EttenJulie Byrneで知られるBa Da Bing!から全録音集がリリースされるなど、再評価も高まっている彼の畢生の名曲が「Blues Run The Game」。そこで今回は、そんな「Blues Run The Game」のカバー・バージョンを集めてみました。まずは本人のバージョンからどうぞ!
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Posted by Monchicon
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[SONG OF THE DAY] Walter Martin - Hey Matt (w/Matt Berninger)


昨年元Vampire WeekendのRostamとの共作をリリースしたHamilton Leithauserも在籍するNYの5人組ロック・バンド、The Walkmenの鍵盤奏者Walter Marin。Yeah Yeah YeahsのKaren OやClap Your Hands Say YeahのAlec Ounsworthも参加した2014年のファースト・アルバム『We're All Young』も好評だった彼が、5月5日にサード・アルバムとなる『My Kinda Music』をリリースします。

これまでは様々なゲスト・ヴォーカリストを招いてきたWalterですが、そろそろ自分で歌わなくてはと一念発起し、インディー・ロック界屈指のシンガーであるThe NationalのMatt Berningerに相談。ノリノリでレッスンを始めるMattですが、Walterに意外な事実を告白され…。

ちなみに本作にはMattの他にも、先日来日した女性シンガー・ソングライターのLaura Gibsonが参加しているので注目ですよ!
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Posted by Monchicon
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[SONG OF THE DAY] Sam Amidon (Feat. Inga) - Correspondence


先ほどご紹介したTara Jane O'Neilも参加しているチャリティ・コンピ『Our First 100 Days』。これはドナルド・トランプ大統領就任後の100日間に、100組のアーティストが提供した楽曲が1日1曲ずつ公開されていくという主旨のもので、これまでにもAngel OlsenやAnimal CollectiveのAvey TareToro Y MoiWild Nothingといったアーティストの楽曲が発表されています(なお、同じく参加を表明しているWhitneyによれば、本作は女性の権利や移民問題に取り組む団体を支援するチャリティ・コンピであり、単純に“反トランプ”というわけではないとのこと)。

その中から今回は、バンジョー&フィドル奏者のSam Amidonと、Grizzly BearのChris Taylor主宰のTerrible Recordsからリリースしている異色のジャズ・ミュージシャン、IngaことSam Gendelのコラボレート曲をご紹介。

「Correspondence(文通)」と題されたこの曲では、Sam Amidonと故Jimi Hendrixによる文通が繰り広げられるのですが、Samの厚かましいお願いが、天国のJimiに火をつけてしまったようで…。ちょっぴり笑えて、よく考えるとちょっぴり怖いこの曲、早速お聴きください!
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[SONG OF THE DAY] Jens Lekman - Evening Prayer


人が死んだり、恋人と別れたりしない曲が聴きたい!そんなあなたにオススメしたいのが、スウェーデンのシンガー・ソングライター、Jens Lekmanがリリースしたばかりの5年ぶりの新作『Life Will See You Now』です。

2015年には他人のエピソードを曲にする“ゴーストライティング・プロジェクト”や、毎週1曲、合計52曲をアップするという“ポストカード・プロジェクト”に挑戦していたJens。今回のアルバムにもそのプロジェクトから「Postcard #17」や「Postcard #29(How We Met, The Long Version)」といった曲が再録されて収録されています。

「Hotwire The Ferris Wheel」ではEverything But The GirlTracey Thornとデュエットしていることも話題ですが、今回ご紹介するのは、アルバムの中でも一際アップテンポなダンス・ナンバー「Evening Prayer」。友人の不可解な行動を見て心配するJensですが、当の本人はいたってマイペースなようで…すれ違いをユーモアたっぷりに描いたアンジャッシュばりのストーリーテリングは、まさに彼の真骨頂。それではお聴きください!
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[SONG OF THE DAY] Mount Eerie - Real Death


先日の記事Fleet FoxesのRobin Pecknoldも絶賛していたMount EerieことPhil Elverumの新曲「Real Death」。

その曲を含む2年ぶりのニュー・アルバム『A Crow Looked At Me』が4月15日に日本のみでCDリリースされ、Pitchforkで2001年のアルバム・オブ・ジ・イヤーを獲得したPhilの旧プロジェクトThe Microphones時代の名作『The Glow Pt.2』も、同時に再発されることになりました。
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【徹底討論】インディー・ロックは死んだのか?


1月21日付のビルボード・チャートで1位を獲得したアトランタのヒップホップ・トリオ、Migosの「Bad & Boujee」。

先週末、Dirty ProjectorsのDave Longstrethが、この曲の歌詞を引用したインディー・ロックの現状についての問いかけをInstagramに投稿し、Fleet FoxesのRobin Pecknoldらを交えた議論に発展するなど、大きな話題となっています。きっかけとなったのはこちらの投稿。

※以下、訳は大意です
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[FEATURE] Monchicon's 10 Best Albums of 2016


あけましておめでとうございます!

さて、「年末には年間ベスト・アルバムを発表しなくてはならない」という得体の知れない強迫観念と、録り溜めたTV番組や映画を消化したいという誘惑、そして強烈な睡魔と葛藤すること数日(結局寝落ち)。

ようやく選んだ10枚のアルバムのうちの何枚かは、ブログで紹介した後で思いのほか反響を呼んだこともあり、「これって一年間ブログやツイッターをフォローしてくれた人たちからすれば、何の驚きもないのでは?」と悩んだりもしましたが、「世間の流行に対する反動としてランキングを変えることは、周りと自分を区別するためだけに、自分の趣味を犠牲にすることになるんじゃないか?という結論に至り、年も明けてお屠蘇気分もすっかり抜けた今、あえて昨年のベスト・アルバムを発表することになりました。

というわけで、2020年に振り返ったらきっと納得! モンチコンが選ぶ2016年のベスト・アルバムはこの10枚だ!
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[FEATURE] Monchicon's Favorite Songs Of 2016


歌は世につれ、世は歌につれ――今年を彩った名曲の数々の中から、モンチコンのお気に入りの10曲をピックアップしてご紹介したいと思います。

さて、あなたの好きな曲は入っているでしょうか? 早速ご覧ください!

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