[SONG OF THE DAY] Sufjan Stevens - America



今年の3月、継父であるLowell Bramsとのニュー・エイジ・アルバム『APORIA』をリリースしたばかりのSufjan Stevensが、9月25日に早くも新作となる『THE ASCENSION』をリリースすることを発表、リード・トラックとなる12分越えの大作「America」が、アメリカ独立記念日の前日となる本日、7月3日に公開されました。

なお、この曲は7月31日にアルバム未収録の曲「My Rajneesh」とカップリングした12インチ・シングルとして発売されることも決まっています。それではお聴きください!


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[SONG OF THE DAY] Little Scream - Dear Leader



11月に来日が決まったArcade Fireのメンバー、Richard Reed ParryのパートナーでもあるLittle ScreamことLaurel Sprengelmeyerが、Sufjan StevensやOwen Pallettも参加した前作『Cult Following』から3年ぶりとなるニュー・アルバム『Speed Queen』を、10月25日にMergeからリリースします。

ツアーで回った北米の危機的状況について、カナダの貧しい家庭で育った彼女の視点から歌ったという本作のリード・トラック「Dear Leader」のミュージック・ビデオには、Richard Reed ParryやThe NationalのBryce Dessner、レーベル・オーナーであるSuperchunk(祝・来日!)のMac McCaughanらがカメオ出演。様々な人たちが歌詞の書かれたボードを掲げる、メッセージ性の強い内容になっています。ぜひ歌詞を読みながら聴いてみてください!
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[PICK UP LIVE] The Yearning JAPAN TOUR 2018



スペインを代表するインディー・ポップ・レーベルElefantが送り出すイギリスの男女2人組、The Yearningの初来日公演が4月4日(水)からスタートします!

デビュー当時はまだ15歳だったというヴォーカリストのMaddie Dobieを擁し、60年代のガール・グループやドゥーワップに影響を受けたノスタルジックなポップスを奏でていた彼らですが、セカンド・アルバムの『Evening Souvenirs』では、Burt BacharachやJimmy Webbにも通じるアレンジ・センスが開花。最新シングルとなる「Do You Remember?」はきらびやかなストリングスとラテン・パーカッションを配した、映画『ラ・ラ・ランド』のサウンドトラックを思わせるダンサブルなナンバーとなっています。
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Ty Segallのジャパン・ツアーが決定!


photo by Denee Segall

事件です!

2008年のデビュー以来驚異的なハイペースでリリースを重ね、最もその来日が渇望されていたカリフォルニアのガレージ・キング、Ty Segallのジャパン・ツアーが決定しました!

キャリア10年目にして10作目のアルバムとなる1月26日リリースの『Freedom's Goblin』を引っ提げて行われる今回のツアーには、長年の相棒であるMikal Croninを含む、The Freedom Bandが帯同。東京公演ではDrag Cityのレーベル・メイトでもあるGhostの馬頭將器と非常階段の岡野太によるThe Silenceが、名古屋・大阪公演ではDMBQが対バンを務めます。

日本列島にファズ・ギターの雨を降らせること間違いなしのツアーまであと二か月、震えて眠れ!
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[PICK UP LIVE] Tara Jane O'Neil Japan Tour 2017



VetiverのAndy CabicのレーベルGnomonsongからリリースされ、Chris CohenやJim James、Joan Shellyといったゲストも参加した新作『Tara Jane O'Neil』が好評なケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライター、Tara Jane O'Neil。そんな彼女の3年ぶりの来日ツアーが、来週11月2日からスタートします。

今回帯同するのは、Tortioseのドラマーであり、イラストレーターとしても知られるJohn Herndon。新作のリリースを記念した今年3月からの北米ツアーでは、TaraとJohnに加えて、Julia Holterのバックを務めるベーシストのDevin Hoff、ロサンゼルスの大所帯バンドL.A. Takedownのメンバーを従えた“TJO Big Band”で各地を回っていましたが、ふたりだけのスペシャルな編成で行われるジャパン・ツアーでは、より研ぎ澄まされた演奏が聴けることでしょう。

北米ツアーからの映像もいくつかアップされているので、こちらをチェックのうえ、ぜひ会場までお越しください!
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地味にスゴイ!Tara Jane O'Neilのニュー・アルバム



Devendra BanhartとVetiverのAndy Cabicが2005年に立ち上げ、Jana Hunter(Lower Dens)やPapercutsなどを輩出するも、2011年以降は開店休業状態となっていたインディー・レーベルGnomonsong。この度そんなGnomonsongが活動を再開し、その第1弾としてケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライターTara Jane O'Neilの最新作、その名も『Tara Jane O'Neil』をリリースします。

日本ではSweet Dreamsから4月15日に先行リリースされる本作、半分はLAにあるTaraの自宅スタジオで、もう半分は元CoctailsのMark Greenbergを迎え、Wilcoが所有するシカゴのスタジオThe Loftでレコーディングされているそうですが、その参加メンバーが地味にスゴイ!ので紹介したいと思います。
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USインディーvsグリーンランド、夢のオールスターゲームが開幕!



昨年突如再結成アルバムをリリースし、ファンを喜ばせたThe Monkees

その再結成アルバムに参加することが叶わなかったかわりに、The Monkeesのメンバー4人とプロデューサーのTommy Boyce & Bobby Hartに捧げたアルバム、その名も『Of Monkees And Men』をリリースしてしまったのが、Young Fresh FellowsのScott McCaughey率いるThe Minus 5です。


Minus 5 - Of Monkees And Men

アイスランドのフォーク・ロック・バンド、Of Monsters And MenとMonkeesを掛けた渾身のオヤジ・ギャグが炸裂したこのアルバムには、先日来日したLaura Gibsonも参加していましたが、この度そのScott McCaugheyと友人たちが、アイスランドとならぶ北極圏の島国グリーンランドの環境問題をテーマにしたイベント、「ICE STATION」に出演するため来日します。
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