photo by Ash Dye
現代のシカゴの音楽シーンを追いかけているなら必ず名前を目にするミュージシャン、それがMacie Stewartだ。
10代の頃にVic MensaやDonnie TrumpetことNico Segalと一緒にバンドKids These Daysを結成した彼女は、WilcoのJeff Tweedyがプロデュースをしたアルバム『Traphouse Rock』を残して解散すると、その後はヴァイオリニスト兼アレンジャーとしてWhitneyやSZA、Claire Rousay、今年に入ってからもDucks Ltd.やFrikoといったアーティストの作品に参加。地元シカゴのPitchfork Music Festivalには毎年のように出演し、The Weather Station、Jeff Parker、Japanese Breakfastのステージで演奏するなど、目が離せない存在になっている。
そんな彼女が幼馴染のSima Cunninghamと結成し、昨年Ohmmeからの改名を発表したギター・ロック・デュオFinomが、Wilcoのサポート・アクトとして待望の初来日を果たす。Jeff Tweedyの息子Spencerをドラマーに迎えたトリオ編成で披露されるというライヴや、音楽的なルーツについて、Macieにメールで聞いてみた。