Talk Talkの30周年を祝した本&トリビュート・アルバムが発売
2012.01.28 (Sat)

昨年、最終作『Laughing Stock』がLPでリイシューされたイギリスのバンドTalk Talkの結成から30年が経過したことを記念して本が出版されるそうです。その名も『Spirit of Talk Talk』(88年作『Spirit Of Eden』のもじり)。
本の表紙とデザインは彼らのアルバム・ジャケを一貫して手掛けてきたJames Marshが担当。オリジナル・アルバムのアートワークはもちろん、そのオリジナルのスケッチから、バンドのシンガーMark Hollisの手書きによる歌詞、ポスターや未発表フォトセッションまで、ファン垂涎の内容になりそう。
さらに、彼らに影響やインスピレーションを受けたミュージシャンが多数寄稿しているそうで、Graham Sutton (Bark Psychosis), Nick McCabe (The Verve/The Black Ships), Tom Fleming (Wild Beasts), Crispin Hunt (Long Pigs), Guy Garvey (Elbow), Karl Hyde (Underworld), Paul Hartnoll (Orbital), Guy Garvey (Elbow)といった納得の人たちから、Richard Wright(Pink Floyd), Alan Wilder (Depeche Mode/Recoil), Matt Johnson (The The)といったヴェテラン、さらにはPatrick Wilson (Weezer), Richard Reed Parry (Arcade Fire), Jonathan Meiburg (Shearwater), Sean Carey (Bon Iver), Jason Lytle (Grandaddy)といったUSインディー勢、果てはWarp Recordsの社長Steve Beckettまで、総勢80名以上に渡るとか。コントリビューターのリストはこちら。
興味のある人はコチラで登録すると本の制作の進行度合いを知らせてくれるそうです。
さらに5月28日にはFierce Pandaから同じタイトルの2枚組トリビュート・アルバムも出ます。こちらにはRichard Reed Parryによる「I Believe in You」、Do Make Say ThinkとKevin Drew (Broken Social Scene)とPatrick Wilsonによる「New Grass」, Alan WilderとShara Worden (My Brightest Diamond)による「Dum Dum Girl」、そしてthe Clienteleによる「Have You Heard the News」の他、King Creosote, Electric Soft Parade, Linton Kwesi Johnson, Zero 7, Jason Lytle, White Lies, Joan As Police Woman, S. Carey, Lia Icesといったミュージシャンのカヴァーが収められる予定だそうです。なお、売り上げはBirdLife Internationalなる慈善団体に寄付される模様。
Duran Duranフォロワー的なサウンドから始まって、独自の美意識を貫きながら最終的に音響ジャズ的な唯我独尊の境地に達してしまった彼ら。その個性が近年のBon Iverの抽象度の高い音楽性辺りともリンク(?)しつつ、アメリカの方でも再評価されてきているというタイミングで、まさにジャストなイベントだと言えそうですね。

