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[REVIEW] Moses Sumney - Aromanticism
評価:
Jagjaguwar
(2017-09-22)

愛していると言ってくれ

2013年にJames Blake「Lindisfarne」のカヴァーをネット上にアップし、翌年にはBeckが楽曲を書き下ろしたオムニバス作品『Song Reader』に参加、それ以降彼の才能のフックアップのされ方は(既に色んなところで読めるのでここでは割愛するが)少し尋常ではない。

カリフォルニア出身の黒人SSW、Moses Sumneyの正に満を持しての1stアルバムの楽曲たちは、そのジャケットからも伺えるように、「地に足がついていない」。確たるビートを持っていないそれらのサウンドの感触は言うなれば浮遊感のようなものだが、ありがちな柔らかいシンセの装飾や過剰な残響処理から得られるものとはまた別のものだ。

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Posted by 山岡弘明
REVIEWS / 19:30 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] Rostam

photo by Alex John Beck

ニューヨークのロック・バンド、Vampire Weekendの中心メンバーでありながら、昨年1月に突然の脱退を発表したRostamことRostam Batmanglij。その後The WalkmenのHamilton Leithauserとのデュオ名義のアルバムをリリースするかたわら、Carly Rae JepsenやFrank Ocean、Solangeの作品にプロデューサーとして参加してきた彼が、先日ファースト・ソロ・アルバムとなる『Half-Light』をNonesuchからリリースした。

夜が明ける前の薄暗い時間を意味するそのタイトルには、ペルシャ料理の大家でもあるイラン人の母親を持ち、アメリカで育ったRostamのアイデンティティも込められているという。そんな彼が「Vampire Weekendとして語るには意味を成さない、僕の物語があるんだ」と話す自信作について、メールで話を聞いてみた。
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Posted by Monchicon
INTERVIEW / 00:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] Julien Baker


まだあどけなさの残るテネシー州メンフィスのシンガー・ソングライター、Julien Baker。自動車事故で九死に一生を得た経験を歌った「Blacktop」で幕を開けるファースト・アルバム『Sprained Ankle』は、彼女が19歳だった2015年にリリースされると、その神様に宛てたラブレターのような歌で、多くの人たちの心を掴むことになった。

その後名門インディー・レーベルMatadorと契約し、新作『Turn Out The Lights』をリリースしたばかりの彼女が、来年1月に初来日を果たす。それを記念して、Big Starなどで知られるメンフィスのアーデント・スタジオで録音された新作のことや、クリスチャンでもある自身の信仰について、電話でじっくりと語ってくれた。
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Posted by Monchicon
INTERVIEW / 23:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[PICK UP LIVE] Tara Jane O'Neil Japan Tour 2017


VetiverのAndy CabicのレーベルGnomonsongからリリースされ、Chris CohenやJim James、Joan Shellyといったゲストも参加した新作『Tara Jane O'Neil』が好評なケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライター、Tara Jane O'Neil。そんな彼女の3年ぶりの来日ツアーが、来週11月2日からスタートします。

今回帯同するのは、Tortioseのドラマーであり、イラストレーターとしても知られるJohn Herndon。新作のリリースを記念した今年3月からの北米ツアーでは、TaraとJohnに加えて、Julia Holterのバックを務めるベーシストのDevin Hoff、ロサンゼルスの大所帯バンドL.A. Takedownのメンバーを従えた“TJO Big Band”で各地を回っていましたが、ふたりだけのスペシャルな編成で行われるジャパン・ツアーでは、より研ぎ澄まされた演奏が聴けることでしょう。

北米ツアーからの映像もいくつかアップされているので、こちらをチェックのうえ、ぜひ会場までお越しください!
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Posted by Monchicon
NEWS / 22:00 / comments(0) / trackbacks(0)
フリーペーパー『CON-TEXT』最新号のお知らせ


というわけで、長い前置きと若干の作業の遅れを経て、フリーペーパー版『CON-TEXT』の最新号が発行されます!

表紙を飾るのは、病的にポップな新作『MASSEDUCTION』も好評なSt. Vincentと、デュエット・アルバムをリリースしたCourtney Barnett & Kurt Vile

さらには12月に来日が決まったJapanese Breakfastと、ソロ・デビューを果たした元Vampire WeekendのRostamへのインタビュー、さらにはKing KruleMoses SumneyJulien BakerZola JesusAlex Laheyといった注目アーティストも紹介してします。

『CON-TEXT』は、今週末から週明けにかけて全国の主要レコード店で配布予定。「うちにも置きたい!」というお店の方がいれば、monchicon@gmail.comまでご連絡ください!
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Posted by Monchicon
FEATURES / 21:12 / comments(0) / trackbacks(0)
[FEATURE] 犠牲者は語る〜わたしがSt. Vincentにされたこと


「あんな取材は初めてでしたよ」

そう語るのは、音楽ブログ「Monchicon!」のSさんだ。8月某日、イベント“Hostess Club All-Nighter”に出演するため来日したSt. VincentことAnnie Clarkに取材を申し込んだSさんは、都内某所の料亭に呼び出されることになる。恭しく奥の間に通されたSさんが襖を開けると、そこにはAnnieと弟のJack、そしてツアー・バンドのメンバーのトーコ・ヤスダさん(元Enon)が座っていたのだ。

「さあ、始めましょうか」

脅えるSさんをよそにAnnieが部屋のモニターで再生したのは、彼女の友人でもあるSleater-KinneyのCarrie Brownsteinが台本を担当した(翻訳・吹替えはトーコさん)という、“彼女の新作『MASSEDUCTION』について、インタビュアーに聞かれそうなベタな質問とその回答”をまとめた7分間の映像。この先制攻撃によってSさんが用意してきた質問の半分近くがボツになってしまったそうだが、その映像と同じものが現在St. VincentのInstagramで公開されているので、ここに紹介することにしよう。

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Posted by Monchicon
FEATURES / 23:30 / comments(0) / trackbacks(0)
[PICK UP LIVE] John Duncan Japan Tour 2017


フラワー・ムーヴメント終焉後の1973年にアメリカの西海岸で誕生した実験的音楽集団“ロサンゼルス・フリー・ミュージック・ソサエティ(L.F.M.S.)”とも深い関りを持つ現代美術作家/音楽家のJohn Duncan。パーカッションを題材にした実験音楽からキャリアをスタートし、80年には自身が女性の死体と性交する現場を録音した音源を発表するなど、これまでもノイズやドローン、アンビエント、サウンド・アート/インスタレーションに至るまで様々な音楽家とのコラボレーションを交えながら、数えきれない程の音源をリリースしてきた彼が昨年発表したのが『Bitter Earth』と題された作品です。
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Posted by 山岡弘明
EVENTS / 22:30 / comments(0) / trackbacks(0)
[REVIEW] Alvvays - Antisocialites
評価:
Polyvinyl
(2017-09-06)

トロント、三丁目の夕日

建国100周年を記念して行われた67年のカナダ・モントリオール万博の映像アーカイヴを素材にして制作された、アルバムのリード曲「Dreams Tonite」のレトロフューチャーなMVは、彼らが考えるように(現在の視線からでも)クールでありながら同時にノスタルジックな空気が漂っている。
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Posted by 山岡弘明
REVIEWS / 17:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[ORAL HISTORY] Courtney Barnett & Kurt Vile


10月13日にデュオ名義でのアルバム『Lotta Sea Lice』をリリースするCourtney BarnettとKurt Vile。

誰もが納得(?)のコラボレーションが実現するまでのいきさつについて、2人がプレス向けに語った資料を入手したので、その全訳を紹介したいと思います!
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Posted by Monchicon
FEATURES / 00:00 / comments(0) / trackbacks(0)
[INTERVIEW] Ariel Pink


The MillenniumのCurt Boettcherがプロデュースした1967年のアルバム『Color Him In』で知られるカルト・シンガー・ソングライター、Bobby Jameson。Rolling StonesのJagger/RichardsやFrank Zappaがプロデュースしたシングルを残すもヒットに恵まれず、やがて音楽業界から姿を消した彼は、2007年に自身の半生を綴ったブログを立ち上げる。

そのブログを読んで心を打たれたというAriel Pinkのニュー・アルバム『Dedicated to Bobby Jameson』は、2015年にこの世を去ったJamesonに捧げられた作品だ。Animal Collectiveのレーベルから作品をリリースするようになった2004年までは、Jamesonと同じように他人に認められたいという気持ちが曲作りの動機になっていたというAriel。その後4ADからリリースした作品でブレイクを果たした彼がMexican Summerに移籍し、原点でもあるホーム・レコーディングに回帰したという新作について、本人にメールで聞いてみた。
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Posted by Monchicon
INTERVIEW / 22:00 / comments(0) / trackbacks(0)