[特別寄稿] 来日記念:スーパーチャンクと私



いよいよ今週末からスタートする、Superchunkの8年ぶりのジャパン・ツアー。Arcade FireやSpoonなどを輩出し、今年30周年を迎えたインディー・レーベルMergeのオーナー、Mac McCaughan率いる最高のロック・バンドへの想いを、2009年のツアーにスタッフとして同行した山本徹さんに語ってもらいました。

この機会を逃したら8年見られないかもしれない待望のジャパン・ツアー、Superchunkのファンのみならず、インディー・ロック・ファンは必見です!

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[SONG OF THE DAY] Camp Cope - The Opener



現在来日中のオーストラリアの3人組、Camp Cope。もともとソロで活動していたGeorgia Maqのエモーショナルな歌声と、New OrderのPeter Hookに影響されたという、Kelly-Dawn Hellmrichのメロディアスな高音ベース・ライン、そしてパンキッシュなSarah Thompsonのドラムで、会場を大いに沸かせていました。

昨年リリースされたセカンド・アルバム『How to Socialise & Make Friends』収録の「The Opener」は、Pitchforkが選ぶ2010年代のベスト・ソングで52位にランクインされたことも話題になりましたが、一体どんなことを歌っているのでしょうか? 気になったので訳してみました。ツアーはまだ続くので、ピンと来た人はぜひ足を運んでみてください!

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[INTERVIEW] Richard Reed Parry


photo by Susan Moss

その始まりは、2008年にまでさかのぼる。Arcade Fireのジャパン・ツアーの後、日本滞在を延長したメンバーのRichard Reed Parryは、訪れた寺院のそばの森で、彼が17歳の時に亡くなった父親のフォーク・グループ、The Friends of Fiddler's Greenによく似た音楽を聴いたのだ。

その時の印象や、日本滞在中に偶然知ったという賽の河原の言い伝えをもとにスタートしたのが、彼のソロ・プロジェクトであるQuiet River Of Dust。昨年から今年にかけてリリースされた2枚のアルバムは、The NationalのDessner兄弟やNico Muhlyといったゲストが多数参加した、一大音楽絵巻になっている。

今月の27日(火)と28日(水)、チボ・マットの本田ゆかや、パートナーであるLittle ScreamことLaurel Sprengelmeyerを従えて来日公演を行うRichardに、プロジェクトの発端について聞いてみた。

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[INTERVIEW] Ruth Garbus



10年代にリリースされた数あるアルバムのなかでも隠れた名盤と呼ぶにふさわしいのが、Ruth Garbusの『Rendezvous with Rama』だ。フリー・フォーク・バンドFeathersや、King TuffことKyle ThomasやChris Weismanとのバンド、Happy Birthdayでの活動でも知られる彼女が2010年にリリースしたこのアルバムは、ミュージシャン仲間であるChris CohenやFleet FoxesのRobin Pecknoldらによって、秘かに愛聴されてきた。

そんな彼女が先日リリースしたのが、実に9年ぶりのニュー・アルバムとなる『Kleinmeister』。アヴァン・ジャズ・サックス奏者のTravis Laplanteとシンガー・ソングライターのRyan Powerを共同プロデューサーに迎えたこのアルバムについて、Ruthが姉であるTune-YardsのMerrill Garbusや、地元のバーモント州ブラトルボロへの想いを交えながら語ってくれた。

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[INTERVIEW] Devendra Banhart



2017年のムック『Folk Roots, New Routes フォークのルーツへ、新しいルートで』で、敬愛する細野晴臣との対談を果たしたDevendra Banhart。京都でレコーディングを始めたという彼の3年ぶりの新作『Ma』は、そんな細野さんへのオマージュでもある「Kantori Ongaku」ほか、日本語や英語、スペイン語、ポルトガル語が入り混じった、アダルト・オリエンテッドな作品になっている。

かつては数々の迷言・奇行でインタビュアーを煙に巻いてきたDevendraだが、今回はいつになくシリアス。身近な人たちの死や、母国ヴェネズエラの窮状について歌ったもっともパーソナルな作品だというニュー・アルバムについて、はぐらかさずに語ってくれた。

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[INTERVIEW] Big Thief


photo by Dustin Condren

4ADからリリースされ絶賛された前作『U.F.O.F.』からわずか半年足らずで、早くも今年2枚目となる新作『Two Hands』をリリースする4人組ロック・バンドBig Thief。ライブでも演奏されていない実験的な曲が多かった前作と比べると、既にライブで定番となっている曲を数多く収録した『Two Hands』は、極限まで無駄を削ぎ落とした、バンド本来の演奏が聴ける作品となっている。

そんなBig Thiefの核となっているのは、両親と共にインディアナ州のカルト集団から脱退し、15歳の時にシンガー・ソングライターとしてデビューしたというヴォーカル&ギターのAdrianne Lenkerが持つ、圧倒的なカリスマ性だ。しかし同時に、「彼女たちを見ていると、あの4人以外の誰かは必要じゃないような気がしてくる」とboygeniusのLucy Dacusが語るように、メンバーからはまるで血の繋がった家族のような、強い絆が感じられる。

新作のリリースにあたってバンドにインタビューする機会を得たのだが、Adrianneには雑誌『ミュージック・マガジン』の5月号でその生い立ちについて語ってもらったこともあり、今回はMega Bogの傑作『Dolphine』にも参加していた、ドラマーのJames Krivcheniaを指名。“天上と地上の双子”だという2枚のアルバムが出来るまでについて、エンジニアでもある彼ならではの視点で語ってくれた。


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[INTERVIEW] Velvet Crush



23年ぶりにオリジナル・メンバーでの活動を再開し、10月には東京・大阪でのライブも決定しているVelvet Crush

80年代からレコードを自主制作し、ファン主導による来日公演を行うなどDIYな活動を行ってきた彼らの、ノイジーなギター・サウンドと瑞々しいメロディーが融合した名曲の数々は、今も多くのポップ・ファンに愛されている。

来日公演を前にメールでインタビューに答えてくれたのは、ヴォーカル/ベースのPaul Chastain。バンドの現状報告から、96年のJeffrey Underhillの脱退の経緯、故Tommy Keeneの話など、いろいろな話を聞かせてくれた。

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[INTERVIEW] (Sandy) Alex G


photo by Tonje Thielsen

グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」には、お菓子の家の魔女に捕まった兄のヘンゼルを救い出す、勇敢な妹のグレーテルが登場する。一方、フィラデルフィアのシンガー・ソングライター(Sandy)Alex Gの「Gretel」という曲で歌われているのは、魔女に兄を殺させ、お菓子を貪り続ける身勝手な少女だ。

Frank Oceanの『Blonde』と『Endless』でギターを弾いていたことで一躍脚光を浴びたAlexが間もなくリリースする新作『House of Sugar』のタイトルもまた「ヘンゼルとグレーテル」を思わせるものだが、一般的には“House of Candy”と英訳されることの多いお菓子の家の“Candy”を、彼が“Sugar”に変えた理由は何だったのだろう。

実は古くから砂糖の精製で有名だったフィラデルフィアには、砂糖工場を改築した“SugarHouse”というカジノがあり、そこに時々通ってはルーレットに興じていたAlexは、そのカジノにちなんだタイトルをつけたのだという。そしてフィラデルフィアに実在する通りから命名された「Hope」という曲では、こんな風に歌われている。

 彼は僕の親友だった/彼は死んだ/どうして今更そのことを書くんだ?
 彼にどうにか敬意を表するため/その晩泣いている人たちを見た
 そう、フェンタニルは僕らから幾つかの命を奪った


ドラッグを暗喩する“Sugar”やギャンブルなど、甘い誘惑や欲望に負けてしまう人たちを描いた寓話とも言える本作について、Alexが話してくれた。


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[INTERVIEW] Girlpool



9月に待望の初来日が決定した、Cleo TuckerとHarmony TividadによるLAの2人組Girlpool

Cleo Tuckerのトランスジェンダーとしてのカミングアウトと、ホルモン療法による歌声の変化を経ての最新作『What Chaos Is Imaginary』は、2人がニューヨークとフィラデルフィアで別々に暮らしていた時期に書かれた楽曲を、バンド編成で再録したものだった。

パンキッシュなCleoの楽曲を、ドリーミーなHarmonyの楽曲が包みこむような本作で生まれ変わった彼らだが、今回のツアーは結成当時を思わせる、2人だけのスペシャルな編成で行われるという。来日を控えたCleoとHarmonyに、メールでインタビューを試みた。

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[INTERVIEW] Jay Som



フジロックでのステージも好評だったMelina Duterteのソロ・プロジェクトJay Somが、サード・アルバムとなる『Anak Ko』を、8月21日に日本先行でリリースする。

母親の生まれたフィリピンのタガログ語で“わたしの子”を意味する本作には、アルバムは自分が生んだ子供のようなものだという、彼女の想いが込められているという。本人曰く“Alanis MorissetteミーツCocteau Twins”だという「Superbike」や、Steve Reichの「18人の音楽家のための音楽」に影響を受けたという「Devotion」など、新境地を開いた新作について、エピソードを交えながら語ってくれた。

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